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  09 ,2017

「この夜が変わりなく続きますように」…R.A.ラファティ 朝倉久志訳


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Category: 今日の櫨

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8月21日の櫨
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旅から帰ってここ四五日、朝起きるたびに「今日はどこに帰るんだっけ?」と、自分のどこに住んでいたのかよく分からない日が続いた。わずか十日ほどの旅で、20年以上住み続けた水俣への帰巣意識というか帰属意識ががこんなに揺らぐものだとは。

毎年のように帰省する岡山から帰った後も、2年前、約15年ぶりに「帰った」東京から戻った後も、そんな感覚はなかった。それぞれ愛着のある土地だけれど、帰ってくる場所はもう長いこと「水俣」であり続けた。今回初めて行った遠野が、それを揺るがしたとも思えない。

今までの遠出と違い、今回は長い電車の旅があった。
昔はそういう旅をよくしていたものだ。

ひょっとしたら、私の帰巣本能が指し示す場所は漠然と流れ去る車窓の風景の中にあるのかもしれない・・・などと(笑)

列車のボックス席、向かい会って座っている一緒に連れて行った娘が、私と同じように窓枠に肘をつき、じっと車窓の風景を眺めていた。

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